ヨーロッパの冬のハイライト、クリスマスマーケットが始まります!
皆さん、アドヴェントってご存知ですか?
アドヴェントとは12月25日に向かう一か月のことを言います。
言い換えますと、クリスマスイブの4週間前からアドヴェントが始まるという事ですね。
各家庭では、形は様々ですが、上記のようなアドヴェンツクランツを用意します。
こういったアドヴェンツクランツはこの時期、何処ででも買えますが、自分で作る人も多くいますよ。
わが家でも、子供が小さかった頃は一緒に作りました。それもクリスマスを楽しむ行事の一つですね。
今年の第一アドヴェントは、来週11月27日の日曜日。
その日には、アドヴェンツクランツのろうそく1本に火をともします。
次の週の日曜日、第二アドヴェントには2本目のろうそくに火がともり、4週目の4本全部のろうそくに火がともると、次の週はクリスマスです。
一昨日、街中に行くとクリスマスマーケットの準備中でした。
通常、クリスマスマーケットは第一アドヴェントの週の月曜日から始まります。
私が日本のお友達や家族をこちらに誘うのは、初夏の爽やかな時期か、このアドヴェントの時期。
寒くって暗い時期ですが、その暗い中に光輝くクリスマスマーケットの色とりどりの明かり、クリスマスらしい甘い香りと、暖かい飲み物。
その雰囲気ときたら、子供だけでなく、大人でもワクワクしますよ。
ここで大人が飲むのは、多くの場合がGlühwein (グリューヴァイン)と呼ばれる、赤ワインにお砂糖と種々のスパイスを入れて煮立てた飲み物です。
自分で作るには、スパイスと柑橘類の用意がちょっと大変ですが、このスパイスはティーパックタイプになって市販されていますので、ご家庭でもかんたんにGlühweinが作れます。
そういえば、今年はまだ買ってなかったな、、、今度買って来たらお見せしましょうね。
オリジナルの作り方はその時一緒にアップします。
しばしお待ちを。
昨年は暖冬で、クリスマスらしくない暖かさでした。
お正月には庭の桜が満開で、お花見正月になりましたし。
今年は意外にも、11月に入ってすぐに霜が降り、先日は日中温度が―5度。
例年の事を考えると、冬らしい冬というところでしょうか?
ドイツではね、「悪い天気というものはない。それは服装が間違っているだけ!」っていうんです。
どんなに着こんでも、それでも外に出ると凍える私は、街角ごとでGlühwein を飲んで寒さに対抗しようかな、、、