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ドイツの鳥インフルエンザで猫の外出禁止令発令

ハンブルグ州では11月20日に鳥インフルエンザで猫の外出禁止令が発令されました。
犬は必ずリードに繋いで散歩すること。
期間は20日から3週間です。
3週間の様子見で、期間が延長されたり、または終わる事になります。

この間、法令に従わないものは3万ユーロ(約360万円)の罰金刑とありますが、今のところだからと言って、罰金を科された者はまだいないとか、、、
360万円って、、、車が買えるやん!

この法令はインフルエンザで死んだ鳥の死体や糞によって、インフルエンザの被害が広かることを防ぐための対処です。
今のところ人間には移らないとされていますが、これも確かではないと。

北ドイツの家禽は、かなりの数が処分されました。

これからの季節は、家禽のメニューが食卓に上る事が多いので、畜産家への打撃は大変大きいものとなりました。

 

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犬のチコちゃんは、散歩にリードを付けての散歩は良いのですが、問題は猫様達。

いつも自由を謳歌している彼らは、何で外に出れないのかと毎日、大声で抗議します。
隙を狙っては外へ出ようとするので、もう大変!

可哀想ですが、こればかりは何とも、、、我慢してもらうしかないんですけど。

どんなに説明しても分かってくれないロメオ君は、いじけて、ふてくされて顔も見せてくれません。

 

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「命がけで、外に出る必要はないでしょっ!」

というのは人間の都合だけで、やっぱり自分のテリトリーを守る事に拘るのか、、、

それとも、「自由が欲しいっ!」かな?
自然が呼ぶんですね。


”何処でも都会” の日本と違って、こちらは殆どがどこでも自然一杯の街、もしくは日本人の目から見れば田舎。
(私の目から見ても田舎)

でもだからこそ、ペット達にとっては住み心地が良さそうです。

なのにお外に出れない、、、

猫の外出禁止令は日本にもあるのでしょうか?
こちらで騒ぐほどには、日本では鳥インフルエンザの話を聞きませんが。

早く鳥インフルエンザの終焉を聞きたいものです。

 

さて、今週末からアドヴェントが始まります。
明日はクリスマスマーケットのお話をしましょう!

 

 

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